鴨川シーワールドでは、トビウオ(オオメナツトビ)の稚魚の展示を開始しました。
展示中の稚魚は、6月下旬に定置網で採集した親魚から得られた卵から生まれた約2,000尾のうちの100尾です。トビウオは、大きな胸ビレが特徴ですが、ふ化後10日ほどで稚魚の胸ビレが長くなりはじめ、今ではひと目見てトビウオの赤ちゃんと分かる姿になっています。生まれて間もないトビウオの泳ぐ姿は蝶々を連想させ、茶、黒、白などのブチ模様は1尾ずつ異なります。体調15ミリの超ミニサイズのトビウオは来園客の人気を集めています。
【トビウオ資料】
南房総近海では、5月から6月に卵をもったトビウオが多く見られる。種類にもよるが、一腹で10,000個ほどの卵を持っており、海面に浮いた流れ藻などに卵を産み付ける。生まれた稚魚の体長は約6ミリ。飼育下ではワムシやアルテミアなどのプランクトンを与えて育てる。典型的な表層魚で、稚魚のころから水面付近に集まる習性があり、多くの稚魚を飼育するには広い水槽が必要。また、消化管が他の魚類に比べて短くエサを捕り続けないと栄養障害となりやすく飼育の難しい魚でもある。 |