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本州最東端に位置する銚子の町の沖合いでは、南からの暖流の黒潮と北からの寒流の親潮がぶつかりあっている。この海流の流れが、銚子の歴史と文化を育んできた。
種類・両ともにさまざまな魚が水揚げされ、おいしい海の幸を堪能できるのは、南方系と北方系の両方の魚が集まる好魚場のおかげ。そんな魚たちを求めてイルカやクジラが多く生息し、たった数時間の船旅でウォッチングを楽しめる。
紀州からもたらされた醤油づくりはこの地に花を咲かせ、江戸への水運にも恵まれたこともあり、1800年代には、江戸の市場を騒がせるほどに栄えたという。銚子だからこそ生まれた産物が町にあふれ、旅の好奇心を駆り立ててくれる。
銚子のシンボルといえば犬吠埼灯台。1874年、日本で24番目に点灯された灯台で、現存するレンガ造りの建築物としては、高さ日本一(31,57m)。日本で一番早く初日の出が拝めるポイント。
飯岡町刑部岬まで、延々10Kmにも及ぶ断崖絶壁が続く屏風が浦。「東洋のドーバー」と呼ばれ、ドラマやCMのロケ地にも使われている。その奇観は海食によって作り出された。
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山十商店
http://www.hishio.co.jp/
10:00〜18:00/日曜休業 銚子市中央町18-3 TEL.0479-22-0403
古来の製法で作られる醤油のルーツ「ひ志お」
醤油醸造所として開業した1630年(寛永7年)から作り続けている「ひ志お」は、万葉の時代に端を発する発酵調味料。
炒った国産大豆と麦から麹を作り、それに塩水を加えて1年から1年半の間、じっくりと自然のなかで熟成させて仕上がる。味噌のような姿に醤油のような味と風味を持った「ひ志お」は温暖な海洋性気候で湿度が高いという、麹菌が活発に働く銚子の風土があってこそ生み出される。日本人の味覚のルーツを実感できる「ひ志お」とともに、熟成中に湧き出す液体「源醤」もここでしか手に入らない。
醤油のうまみと風味が凝縮した源醤1575円、うまみ成分をたっぷり含んだひ志お600円。
■銚子ちぢみ伝統工芸館
http://www.choshitidimi.co.jp/
9:00〜17:30/不定休 銚子市松岸町3-228 TEL.0479-22-2103 藍染体験(ハンカチの手絞と本藍染):1人1575円(税込)60分
江戸の粋人にもてはやされた織物「銚子ちぢみ」
生地の丈夫さとしゃりっとした手ざわりのよさが特徴で、「粋な縞柄」と江戸でもてはやされていた銚子ちぢみ。洋風化の時代の波とともに衰退してしまっていたこの織物を、昭和23年に復活させたのが、今のご主人の祖父・常世田真次郎さん。伝統の技法に忠実でありたいと、染めから仕上がりまでに2〜3年を要するという、通常の織物の8〜10倍の手間がかかるこの織物を、手間を惜しむことなく作り続けている。県の無形文化財にも指定されている。
漁にでかけた夫の無事と大量を願っておかみさんが織ったのがはじまりとされている。
豆財布1050円、コースター4200円(5枚組)など、小物類も充実。
■柏屋
http://www14.plala.or.jp/rojiura/
8:00〜18:00/不定休 銚子市港町1758 TEL.0479-22-0480
賞味期限“58秒”の焼きたてぬれせんを!
紀州備長炭で1枚1枚焼き上げたせんべいを、地元の醤油を使った秘伝のたれで味付けする直売のみの店。実はここ、ぬれせん発祥の店である。2代目が店を継いだ昭和35年頃、たれが中にしみ込んでしまった「ぬれせん」は商品として失敗作であり、おまけとしてお客さんに配られていたという。ところが、それを好んで求める人が口こみで増えていき、商品化されるようになったのだとか。店頭でのみ楽しめる焼きたてのぬれせん“熱々”で、厳選米の生地と風味ゆたかなしょうゆだれの味わいを堪能しよう!
店頭で焼き上げる香ばしいせんべいの香りがたまらない!「ぬれせん」「わりわり」は、柏屋の登録商標。
焼きたてぬれせん熱々150円、ぬれせん1000円/10枚、かたやき1000円/10枚、焼き上げてから小さく割ったわりわり210円。
■ダイマル食品
http://www.daimaru-s.co.jp/
銚子市愛宕町3525 TEL.0479-22-0032
素材がいいから練りものもウマイ
日本有数の水揚げ量を誇る銚子港で水産練り製品を製造しているダイマル食品。主力は白身魚と山芋のふんわりとした食感がおいしい「銚子はんぺん」と、水揚げされたばかりの新鮮なイワシ、アジ、サバ、サンマなどを使った「銚子つみれ」。原料となる青魚には、EPAやDHAがたっぷり含まれているため、健康や美容にいい食品として最近、再び人気が高まりつつある。また、宮城県石巻市にも工場があり、ギフトに最適な「笹かまぼこ」も製造。
ギフトに最適「笹かまぼこ」ご注文受付中!
■久六(きゅうろく)
11:30〜19:00/火曜休業 銚子市新生町1-36-49 TEL.0479-22-1038
銚子で魚料理が食べたくなったらココへ!
銚子漁港に水揚げされた新鮮な魚料理が楽しめる人気の店。その日に水揚げされた魚がメニューにあがり、焼き、煮、づけ、フライといったさまざまな調理法で味わえる。1年を通して楽しめるきんめ鯛なら、迷わずきんめ鯛御膳を注文しよう。きんめ鯛づくしで、いろいろな味わい方が楽しめるが、なかでもづけが逸品。きんめ鯛の味わいを消さぬよう、たれにくぐらせただけという汁の絡み具合と味わいが絶品で、ご飯がすすむ。入梅時期に水揚げされる入梅トロいわしも絶品。ぜひお試しあれ!
きんめ鯛御膳2750円。
刺身、ずけ、フライ、和風そぎ身サラダ、南蛮漬、まぐろのしぐれ煮、ご飯、味噌汁、お新香が味わえる。
■ヒゲタ醤油
http://www.higeta.co.jp/
9:00〜16:00/無休(12月28日〜1月4日は見学不可)/入場料無料 銚子市八幡町516 TEL.0479-22-5151
醸造所内に描かれたフレスコ画
醤油の香りが漂う工場の一角で、縦2.8m×横10mという巨大なフレスコ画を見ることができる。2001年(平成13年)に創業385周年を記念して描かれたもので、企業理念である「天地人に感謝」をテーマに、醤油づくりや銚子の町といった要素がちりばめられている。また、昔の仕込桶や樽作りの道具類のほか、昔の容器や広告など興味深い展示品がぎっしりと詰め込まれた史料館もお見逃しなく。
色鮮やかなフレスコ画は、イタリア在住の日本人画家により約1ヶ月かけて制作された
■ウオッセ21
8:30〜17:30/無休 銚子市川口町2-6529-34 TEL.0479-25-4500
地元漁港に水揚げされる魚をゲット!
銚子漁港にある3つの卸売市場のなかでも、水揚げのメインとなる第3市場に隣接する水産物卸売センター。ここには、水揚げされたばかりの新鮮な海の幸のほか、地元の特産品が集結する。カツオやキハダマグロ、磯ガキ、アジ、キンメ鯛といった旬の魚がところ狭しと並び、目移り必死。
クール宅急便で送れるので、荷物の心配をすることなく思いっきり買物が楽しめる。
■しだや(ウオッセ21店)
http://www.fis-net.co.jp/shida/
8:30〜17:30/無休 銚子市川口町2-6529-34 TEL.0479-25-4500
銚子みやげといえば、コレ!
1905年創業で、日本一歴史のある水産缶詰会社、信田缶詰の経営。新鮮な海の幸を使った佃煮や酢漬けなど、独自の技法を用いた商品が自慢。子供でもおいしく食べられるよう開発され、近隣の学校給食で親しまれたいわしの角煮は、いまや銚子を代表する名産品に。銚子駅前にも直売店がある。
一番人気のいわしの角煮787円とテレビドラマで一躍有名になったさばカレー210円。
■風のアトリエ
10:30〜21:00/月曜休業(祝日の場合は翌火曜) 銚子市天王台718 TEL.0479-22-2155
ドライブの途中に立ち寄りたい眺めのいいレストラン
北総地区で標高の一番高い愛宕山のほぼ頂に位置しているため、晴れた日には、太平洋の海原に屏風ヶ浦まで見渡せる。自家製デザートでティータイムが楽しめるほか、食事もしっかり堪能できる。自家栽培した野菜やハーブを使い、添加物や保存料を一切使わない手作りの料理が自慢。3人以上の女性グループで訪れるなら、15:00から楽しめるレディース・オンリー・セット2070円(1人)がオススメ!1人につきドリンク2種+大皿パスタ+ピザ+ヘルシーサラダ+デザート盛り合わせと、存分に食事タイムを楽しめる。
季節のフルーツが盛られたボリューム満点の「季節の果実のパフェアトリエ風」605円。
■ヤマサ醤油
http://www.yamasa.com/
銚子市北小川町2570 TEL.0479-22-9809(工場見学案内所)
「最上醤油」の伝統をいまに伝える
1645年(正保2年)創業のヤマサ醤油。江戸時代末期には品質の良さが認められ、幕府から「最上醤油」の称号を与えられたほど。現在は東京ドーム4個分もある大きな工場で、醤油をはじめとするさまざまな商品が造られている。「有機丸大豆の吟選しょうゆ」「昆布つゆ」など、業界の先駆けとなったヒット商品も数多い。工場見学が可能(要予約、映画+製造工程、約50分、9:00〜11:00/13:00〜15:00。工場休業日は映画上映のみ、約20分)で、昔の容器などの資料も展示。
昭和20年代まで使われていた印半纏。背裾に醤油の文字をデザイン。
原料となるもろみを発酵させるために使われた大桶。約9,000リットル入る。
■千葉科学大学
http://www.cis.ac.jp/
銚子市潮見町3 TEL.0120-919-126(入試広報室)
受験生諸君、注目です!
銚子のマリンリゾートにあるのが、薬学部と危機管理学部からなる千葉科学大学。爽やかな潮風が吹きぬけるキャンパスで、健康で安全に暮らせる社会を担う人材となるため、学生たちが勉強を続けている。
■銚子マリーナ
http://www.choshimarina.co.jp/
銚子市潮見町15 TEL.0479-25-7720
イチ押しのデートスポット
収容隻数1000隻の本格的なマリーナ。周辺には、海水浴場や海浜公園などのレクリエーション施設も整備され、コンサートやビーチバレーボール大会なども開催されている。
■銚子海洋研究所
http://www.irukanet.com/choshi/
銚子市外川町2-11077-9 TEL.0479-24-8870(8:00〜19:00)
なんと遭遇率92%のイルカウォッチング
黒潮と親潮の流れる銚子沖はエサとなる魚が多く、イルカにとって出産・育児に最適な場なのだとか。そのため回遊する種類も頭数も多く、見られるイルカの種類の豊富さにいたっては世界一なのだという。ここでは、漁師さんなどの情報や過去のデータを駆使し、イルカウォッチングでは9割を超える遭遇率を誇っている。運がよければ、1回のクルーズで何種類も見られる日も。季節によって、クジラやオットセイのウォッチングも楽しめる。
■沖合イルカウォッチング(4〜6月):平日10:30〜、土日祝8:00〜・13:00〜/所要3〜4時間/高校生以上6500円、10歳〜中学生5000円 ※10歳未満は乗船不可
■沿岸イルカウォッチング(7〜9月):9:00〜・11:00〜・13:30〜・15:30〜(9月は、9:00〜・11:30〜・14:00〜)/所要1時間半/高校生以上3500円、10歳〜中学生2500円 ※3歳未満は乗船不可
■銚子みなとまつり
http://www.choshinet.or.jp/choshi/cci/
銚子市三軒町19-4 TEL.0479-25-3111
港町ならではの迫力です
銚子の8月は祭りの季節。8月第1土・日曜に、町をあげて盛大な銚子みなとまつりが開催される。銚子駅前通りシンボルロードでの「やっぺ踊り」、旧渡船場近くの利根川河畔で夜空に大輪の花を咲かせる花火大会、そして約1000人の担ぎ手が参加する神輿パレードと、港町ならではの熱気と心意気に包まれる2日間。問い合わせは銚子商工会議所へ。。
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